回想シーンでご飯3杯いける

ハボックの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

ハボック(2025年製作の映画)
2.3
トム・ハーディとフォレスト・ウィテカー。渋い中年男を軸にした裏社会アクションで、世界観そのものは魅力的。冒頭は期待できたのだが、、、。

結局のところ、程度の差こそあれ、警察官はみな腐敗しているし、政治家は権力を利用して悪事を免れ、アジアンマフィアは無慈悲の極み。そんな男達が生き延びる為にひたすらドンパチを繰り広げる内容で、段々どうでも良くなってくる。

唯一頑張っていたのは、トム・ハーディのパートナーとして他の部署から異動してきた正義感の強い女性警官。彼女にもっとスポットを当てて欲しかった。

銃声とタイミングを合わせて画面を揺らす演出も、最初は迫力があって良かったけど、多用し過ぎでマンネリの原因になっている。