寿都

田舎の日曜日の寿都のレビュー・感想・評価

田舎の日曜日(1984年製作の映画)
4.7

それなりには成功した印象派でない画家の晩年、という着眼点がおもしろい。新しいものを産み出さなかった、挑戦できなかったことへの後悔がわずかにある。しかし個性がないことが彼の個性なわけである。

対照的な性格の息子と娘。家庭を築き堅実に生きるタイプと、独身で不安定ながらも冒険的なタイプ。そういう対比を感じる映画だ。
しかしもう一人子供がいたら、堅実さも冒険心もないヒキニートキャラだろう(おいらコレ)
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