れこーど

評決のれこーどのレビュー・感想・評価

評決(1982年製作の映画)
4.0
初見から30年は経ちますね。今でも記憶だけでレビュー書けるほど鮮烈に覚えていて、それでいて大人な映画です。ハマれれば記憶に残るどころか刻まれる。ただし非常に地味な映画です。法廷闘争もの。

私生活がうまくいかず酒浸りの日々を生きる冴えない弁護士。彼の元に大病院の医療ミスの事件が舞い込む。

中盤、勘の鈍っていた彼は『法廷では、決して予測できない答えを引き出す質問をしてはならない』というタブーを犯してしまう。

この映画でのポール・ニューマンの演技をジョージ・クルーニーが何年か前に賞賛してました。『あの腹わたから絞り出したような演技は自分には到底出来ない』と。

ラストシーンがとにかくドライ。
アメリカの至宝ポール・ニューマン!
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