ハル

評決のハルのレビュー・感想・評価

評決(1982年製作の映画)
3.6
熱い法廷物というより、正義に目覚めた老弁護士の再起をかけた闘いの物語。後半でポール・ニューマンが陪審員に正義を説くシーンは、名シーンには違いないだろうけど、無理やり情緒に持っていった感じが否めなくて、本格的な法廷ものを期待した人にとっては冷める内容だと思う。

既に述べたが、これは、アル中弁護士の再生物語と見るべきだと思う。落ちぶれた爺さんが忘れていた大切な何かを取り戻そうと奮闘する姿はカッコいい。
ハル

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