このレビューはネタバレを含みます
個人的にはあまり合わなかった…というのも、完全にボクシング映画だと思っていたのがよくなかった…耳が聞こえないボクサーを題材とした、1人の女性の日常映画だった。
・凄く静かで、映像から色々な情報を読み取らなければない。自分は頭でメッセージを考えながら観る映画があまり得意でないため、少し眠くなってしまったところもあった…
・ケイコの話を聞こうとする弟に対するケイコの考え方にとても共感した。凄い現実的で良かった。
・会長の奥さんがめちゃくちゃ優しくて良い。ケイコが負けた試合の後も、そのことについて何も言わず他の話題出すあたり凄く良いなぁ。
・岸井ゆきのさんがめちゃくちゃ良い女優。この前ドラマのアトムの童で初めて知ってファンになったが、この映画では全く別キャラになっててかなり良かった。体づくりもめちゃ良かったし、手話もボクシングも初めてのところをここまで仕上げたのが凄い。(キックボクシングは経験者らしい)
・トレーナーが練習中に思わず涙して練習を離脱するシーンが良かった。涙しながらも、周りからはポジティブな雰囲気があり、状況に対して前向きなのが良かった。
・ケイコの弟の彼女？友人？と、ケイコが手話でコミュニケーションするシーンが良かった。心が温まった。手話の間違えや忘れてしまうことも含め、ケイコのために自ら学んだって姿勢が好き。
・ボクシング映画なら絶対何かしらの功績を残すところを、特に目立った結果なく終わらせるところも新しかった。でも個人的には最後は心に残る試合をする王道スポーツ映画が好きだったな、、
