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左様なら今晩はのoden8のレビュー・感想・評価

左様なら今晩は(2022年製作の映画)
3.7
幽霊はブラしてへんらしい…。これはこれは、かなりの耳寄り情報だぜぇい。

あんまり期待してへんかったからか。よかったぁ💞ノンノン、大変好みの雰囲気な作品でしたわ。僕のキュン太郎はまだまだ生きてはったわ〜🙈www

ゴーストルームシェアラブストーリー。
なんだぁ?このフワユル作品はっ!? 
なのに、キュンキュンしてもうたやないかぁ〜いっ!!!

恋ってさ。それはフッと芽生えて、ボハっと燃え上がるのですよね。芽生える理由も、燃え上がる理由も大してあるわけやないのに。なんなんでしょうね。恋ってやつはさ。

ボーイミーツゴーストガール。ゴーストガールは恋を知らない。だから、あの世に行けずに現世に留まっているの。そんな彼女の前に、彼女と別れたばかりの男がいたら…。そりゃ〜狙い目だよねぇ〜。

出会った瞬間から、放たれるヨウさんとアイスケちゃんの何とも言えぬ空気感。そこには、確かではないけど感じる恋の予感。ありませんかね?この人といると胸がザワザワするけど、嫌やないなぁ〜って感覚。それって、恋に取り憑かれた瞬間なんじゃないでしょうか💞

この作品が面白いのは、そのお相手が幽霊であること。
このザワザワは、恋の予感か霊感か??
そう。問答無用で間違いなく霊感だったはず。そう、幽霊に恋するはずなんてないじゃないか。が、ナチュラルに恋感に変換されているところ。

恋も霊体験も、不思議体験には変わらない。目に見えない、触れられない何かを感じることに。
だからこそ、気付いたら考えてしまっている。気になって、気になって仕方がない。考えても、考えても分からない。Your Heart。
だけど。一緒に何かするにつれ、感じる空気と温もり。ちょっとづつ輪郭が浮き上がってくる、あなたの気持ち。

幽霊には、触れられない。あなたの心にも触れられない。それは、想いが足りないだけなのかもしれないよね。

"死んでからのモットーは。感情にはなるべく忠実に。"
by 恋に堕ちたゴースト アイスケちゃん
傷つくのが怖くて、踏み出せへ〜ん。なんて言うてる暇なんて恋にはないのだぁ〜。
止まらない感情なら、止める必要なんてないじゃない💞www
まっ。それができたら、恋で苦労することなんてないんでしょうけどね。

恋の地縛霊になる前に。大切な人には、言える時に"サヨウナラ コンバンハ"は伝えねばねん💞

終わり方も素敵。恋に理由がない様に、物語にも理由がなくてもいいこともあるよね〜ん。

原作知らん。
Cast(役者·キャラ) 3.5
Story(物語) 4
Architecture(構成) 4
Picture(画) 3
Acoustic (音) 4
23-36
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