HAL9000

凪の島のHAL9000のレビュー・感想・評価

凪の島(2022年製作の映画)
4.4
早起きして良かったー!
どストレートに良い映画で
素晴らしかった。
今年ナンバーワンにするかも…。春の日差しみたいに柔らかくて温かい作品だった。
休みの日の午後にベランダで飲む珈琲みたいな心地よさ。

瀬戸内海の島で暮らし始めてすっかり馴染んだ小学四年生の凪ちゃんを中心にした群像劇。
それぞれ、色々な年齢や境遇は違えど、辛い事楽しい事色々あったけど元気にやってますってゆー
そんな作品。

大人がね、ちゃんと大人なの。
出てくる子供たち3人とも可愛いし。
子供も大人もお爺ちゃんもお婆ちゃんもみんなそれぞれにしっかりそれまで生きてきてこれからも生きていく感じがしてなんかもう(語彙力の無さ)

ただ、まぁ、若い子向けでは無いかもね。
年寄り向けかも。
辛い描写は描いてないけど、それを汲み取れるくらいには経験が必要かも。

長澤雅彦監督で、加藤ローサさんと徳井義実が出てるって言ったら、「天国はまだ遠く」の組み合わせじゃ無いですか。
あの作品も素晴らしかった。

嶋田久作さんが最高に良かった。
あぁもう、油断したら今も目が潤みそう。

そして、加藤ローサさんチャーミングさね!

てゆか、本当にみんな良かった。
(語彙力…)


昨日見た「さかなのこ」もだけど、温かい気持ちになって流れてしまう涙のなんと心地よいことか。
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