2021年フランス/29分
あらすじ
ある夜、ハイネケンを片手に脚本を書いていた落ち目の映画監督ドロシーは、プロデューサーから「カルト映画はもうやめにして、そろそろ一般受けする映画を作ろう」と電話で告げられる。絶望の淵に立たされたドロシーは、お気に入りの連続ドラマに救いを見出そうとするが、画面には自分自身が現れて…。
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売れない映画監督ドロシー。絶望した彼女は、虚実入り混じる世界に迷い込み…。
〝映画が撮れない映画監督モノ〟の最新形か。
デヴィッド・リンチとテリー・ギリアムを足して3で割ったような、退廃的で悪趣味な夢幻空間の描写が見どころ。
MyFFF2022で鑑賞。