さーやorべりす

オードリー・ヘプバーンのさーやorべりすのレビュー・感想・評価

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)
3.9
オードリーの映画は実は去年初めて見出して、彼女の私生活は全く知らなかったので絶対見たかったドキュメンタリー。
ローマの休日がやはり一番好きなんだけど、この映画はオードリーの家族近親者だけでなく関係者や友人や近所の人も出てきます。
ナチスの話から始まり、そんなことがあったのかと思ったり、彼女が父親に対して愛されたいという思いが強かったことが結果、家族(家庭)を逆に素晴らしくしようとしてしまいすぎていたり、ドキュメンタリーはどこまで書いていいのかわからないけど途中涙してしまう箇所もあった。
彼女はモノクロの世界でも華やかで美しく、アイコンになってからも愛されたいという強い気持ちもさることながら「子供は愛されるべきだ」という理想のような憧れのような愛への執着心を見た。
それもユニセフの活動へと繋がっている気がした。

舞台挨拶は、生前交流のあった加藤タキさん。
彼女の直筆の手紙を持ってきてくださったり、写真や二人で話したことなどとても貴重なことを教えてくださりました。
中でも彼女は飾らないけれど、人は人として沢山アクセサリーをつけるタキさんを認めていた話、
日本人関係者みんなのために日本はお茶のほうが文化が根付いているから紅茶が良いと思ったがコーヒーを飲む人たちも増えてきたと調べて両方を用意してくれていたり、みんなの名前をきちんと覚えて紹介のあとからの打ち合わせは名前で呼んでくれるなど人としても素晴らしすぎるお話、
好きなタイプを聞いたら挫折したことのある心がストロングボーイだという話などとても面白かったです。

※公開後なので追加

GIVENCHYのドレスの話良かったなぁ、見れてよかったなぁていう意味で。
麗しのサブリナだけでなく。


2022年映画230本目