煮

芸術と手術の煮のレビュー・感想・評価

芸術と手術(1924年製作の映画)
3.0
2014/11/15
フィルムセンターにて。「カリガリ博士」の監督のサイコホラー。主演のコンラート・ファイトの顔の怖い事…!と思っていたら、奥さん役のアレクサンドラ・ソリナの顔が、本当に、本当に、本当に、怖い。シャイニングのシェリー・デュヴァルを思い出す(顔が怖い奥さんというだけで)この二人の不気味さに尽きる!だんだんと手に浸食されていくのではないかという恐怖と緊張感の描写は、90年前の映画なのにお見事。今回初めて活弁士さんと伴奏つきで映画を観ました。活弁士さんの迫真の演技は素晴らしかったし、伴奏士さんはよく100分連続で…凄い。
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