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小説家の映画のsonozyのレビュー・感想・評価

小説家の映画(2022年製作の映画)
4.0
※たまたま某所で発見して見てしまった系なのでスルーしてください。

ベルリン国際映画祭で3年連続 銀熊賞受賞という快挙のホン・サンス監督。
2020年 最優秀監督賞(銀熊賞)『逃げた女』
2021年 最優秀脚本賞(銀熊賞)『イントロダクション』
そして本作、2022年 審査員グランプリ(銀熊賞)『The Noverist’s Film(小説家の映画)』モノクロ(パートカラー)作品。

『あなたの顔の前に』で主演したイ・ヘヨンが、最近書けてない小説家ヨンヒ役で登場します。

久しく連絡が途絶えていた、地方で小さな書店を営む旧友セウォン(ソ・ヨンファ)の元を突然訪ね再会したヨンヒ。
→一人、近所の展望タワーに登ると、ちょっとした過去の確執を抱える映画監督ヒョジン(クォン・へヒョ)&妻とバッタリ会う。
→3人で公園を散歩すると、ウォーキング中の女優キルソー(キム・ミニ)と偶然会い、初対面ながら互いに尊敬し合う存在と知る。
→キルソーとの時間を過ごしたヨンヒは、昔から夢だった短編映画を撮りたい気持ちが盛り上がり・・

ヨンヒやヒョジンの発言に乗せた?ホン・サンスの映画に対する考え方の変化が垣間見えたり、妻との3年に渡る離婚訴訟で敗訴したらしい(離婚不成立)ホン・サンス監督のキム・ミニへの想い(覚悟)を伝えた?ある意味サプライズ(こんな表情のキム・ミニ初めて!)も待ってます。

現時点の年齢でホン・サンス監督は61歳、変わらずキュートなキム・ミニも40歳になったんですねぇ。
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