ノーベル文学賞を受賞した文豪ルイジ・ピランデッロの遺灰を巡る波乱万丈な旅の行方を描く🏺
イタリアの名匠タビアーニ兄弟の弟パオロ・タビアーニが単独で撮った初監督作品🎬
モノクロで語られる物語は時折当時のアーカイブ映像も挟み込まれて、ドキュメンタリー作品のような不思議な作品。
ピランデッロ本人の死者の視点で観てるようにも感じる、少し現実離れした美しい映像もありお洒落。
最後にカラーに切り替わる映像は物語の着地と共に開放感を感じる✨✨
ピランデッロは死後遺灰を故郷シチリアへ移すよう遺言を残すが、独裁者ムッソリーニは彼の名声を利用するため遺灰をローマに留め置く🏺
戦後ようやく望みが果たされるが、一筋縄にはいかない旅でのあれこれ。
政治的、宗教的な部分も垣間見れるあれこれ。
あっという間に60分くらいで終わった遺灰の旅路から、残りの30分はピランデッロの遺作『釘』を映像化した短編作品へと続く🎞️
本当に不思議な構成の映画だ🤔
この短編もなんだか不思議で残酷な話だったな💦
お墓のシーンは絵画のような美しさがあった🪦❄️
正直眠気との戦いで、踏み込んだ感想は特にありません😇
