「新感染」「新感染半島」の監督の作品とのことだったが、さらっと終わってしまった。
荒廃した未来都市の描写などは素晴らしかっただけに、ストーリーが残念。
他の方のレビューにもあったけど、母と子という設定を活かしてもっと面白い物語が作れなかったものか。
脳のデータをコピーしてAIとして生きる。
永遠の命を手に入れる。
最近のSFで描かれることが多いテーマだけど、いつかそんな時代が来るんだろうか。
そうしたら肉体の意味はなくなるね。
顔も体も好きなものを選んで、そこに自分の意識を入れ込む。
そして「わたし」として生きる。
そんな時代が来るのかな。
それは福音なのか、そうでないのか。
最強の傭兵でもあった、主人公の母親を演じたキム・ヒョンジュさんがかっこよかった!
主人公を演じたカン・スヨンさんにとっては、これが遺作になってしまったとのこと。
ご冥福をお祈りいたします。