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ナタリーの朝のcomihoskiのレビュー・感想・評価

ナタリーの朝(1969年製作の映画)
4.2
いつか覚えてないくらい昔みた佳作。
劣等感と、もちろん紙一重の「私はスペシャルなはず」って思いに自分を持て余し、やり場のない怒りを抱えてる実は繊細なナタリー。
そういうところは当時の私とそっくりで、でも共感したくないと思わせる露悪的な彼女が、どんどん成長して味わい深い女性になってゆく鮮やかな映画。
自立することを教えてもらった。

音楽もいいし、なんといってもこの時代のNYが魅力的。
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