ししまる

特捜部Q 知りすぎたマルコのししまるのレビュー・感想・評価

特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)
3.5
◼️概要
2021年デンマークのクライムスリラー。人気北欧小説の映画化第5弾。デンマークの国境付近で拘束された少年マルコは、小児性愛者の疑いを掛けられ失踪した外務省元役人のパスポートを所持。特捜部Qは元役人失踪を再調査する。
◼️メモ
製作会社が前4作のゼントロパからノルディスク・フィルムに変わり、キャストも一新。主人公である特捜部Qのカールは、ニコライ・リー・カースからウルリク・トムセンに。カースが演じたカールを軽薄と感じていた原作者ユッシ・エーズラ・オールスンの意向で、トムセンは原作小説のイメージに近いという。
■感想
トムセンはカースより10歳年上だし、個人的には米ドラマ「ブラックリスト」の悪役のイメージが強く、最初は新キャストに戸惑う。徐々に慣れるものの、カールのキャラが不器用から強引、態度の悪い刑事になっていることもあり、映画としては完全に別物。ストーリーはデンマークによるアフリカ開発援助を巡る陰謀が絡み、序盤はやや退屈だが、中盤で眠気が覚め、終盤は怒涛の展開。
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