16+
らしいけど、ダメだろう。
逆にU16ではなかろうか。
おじさんには観ていて辛すぎる。
遠い将来を酷に感じてしまう。
まだ50年あるけど、もう50年か。
何も感じることの無い
浅はかな齢で
浅はかに鑑賞したかったとも思える変な後悔。
このような法案は実際に無いのだから
そこのリアリティではなくて
実際に自身が年を召した時のこと。
これを真剣に考えたとこがなかったんです。
20代半ばまで能天気に生きてきたので
遠い未来の事を急に不安に感じてしまった。
本作のレビューの前に、まずこの将来的不安。
若くて五体満足、綺麗な内に死んでしまいたい(いやでも死にとうもない)
とかなんとか考えてると
この「PLAN75」
何気に需要ありそうですよねしっかりと。
ただこれに関わる人々は本当に複雑な心境になろうものだと思いますし
そんな世界線でしたら
今作がその人々を追ったドキュメンタリー待った無し。
脚本すごい。
あとワンカット毎の印象の残り方もすごい。
日の丸構図からふと視線の合う瞬間や
骨ばった指と冬の枝付きのカット対比。
死と無機質な施設空間と
そこから抜ける生の実感と陽光。
じっとり、心に響く
邦画らしい、半端に等身大な
良い映画に出会えたと感じました。
歳をとることに震えながら
来週 誕生日迎えます。