フラワーメイノラカ

レア・セドゥのいつわりのフラワーメイノラカのレビュー・感想・評価

レア・セドゥのいつわり(2021年製作の映画)
3.4
セックスでしか他人と繋がれない文化人おじさんの社会的孤独が延々綴られる。フィリップ・ロス原作の『白いカラス』、『エレジー』とまあほとんど同じ話。

ユダヤ人のアイデンティティを深刻に知ることができない身からすると、デプレシャンの軽薄さが一番作風に合っている気がする。
レア・セドゥは一応主演級ではあるので、彼女のファンは安心できる…のか?それでもメインはフィリップ・ロスの独りよがり。あまり面白味は感じない。