かなりいかついの見てしまった。グロ耐性高めの自分としては、グロさは全然。やけど精神的に萎えた。
監禁された少女が逃げ出して数年後に復讐。これはサクっと。そこに来た警察?と思いきや富豪集団で、また監禁生活。こいつらは、瀕死状態のイってもてる目って、死後の世界とか神々しい「なにか」が見えてんちゃう?て信じてて、それを代わりに見て来てもらうという目的。
つまりイっちゃてる状態にするまで、とことん理不尽に痛めつけます。こゆ系でよくあるけど、人間の尊厳をなくす目的として、坊主にさせる&ペースト状のゴミみたいなメシ、のダブルパンチ。がちパンチも、もちのろん。
最後には、信じられへん方法で痛めつけて、ついに目がイく。ラストが印象的で、解釈をゆだねる感じで終了。
イってもた彼女は、集団のボス的なおばはんに、何を見たのか聞かれます。それの答えがボソボソゆーててまったく分かりません。けどその言葉きいて、おばはん呆然。からの自殺。は??
ボソボソなんてゆーたんか。
①「いや痛いだけやし、なんしてくれとんねん。なんも見えるわけあるか!!」系
おばはん連中の信じてた「なにか」が無いと知って、自分の信念が崩れ去った説。ショックやわな。
②「ふざけんな、しね」系
おばはんから見たら、イってる状態の彼女はもう神なんかも。つまり神からの命令にまさかの従った説。あほ説。んーーでも、仲間に「疑いなさい」ゆーて死んでったから①かな??
どっちにしろ、なんで、わいが見てこなあかんねんすぎる理不尽きわまりない設定。けど作品として、かなり完成度が高くて見入ってしまった。やから高評価。
やねんけど、復讐のシーンとか、警察よべよすぎるし、なんで泊まんねんすぎるし、ツッコミだらけ。もったいない。なんでお前が風呂いれてくれとんねん。
ほんでラストの痛めつけ方はいかついけど、それまで殴るオンリーすぎて中だるみ。
しかし、全体的にただのエグい映画やない。ちゃんと映画。よーゆわれるけど、改めてヨーロッパとかのグロはズシーンて感じ。テンション下がるけど、なかなか良い不思議な作品でした。
"martyrs = witness"
せやな。