ロシアの限界集落の話。話っていうか短いドキュメンタリーっていうか、インタビューのまとめ的な。三十分程度。
市中へ通ずる交通路はマトリックス号という列車(？)一つしかなくて、しかしそれはボロいし道も山道だったり岩道だったりを通るのでしょっちゅう事故って停まる。外部からの助けは期待できないので、運転手を含めた少数のスタッフが自力でどうにかしなければならない。大雪の中。大変だ。
そういうわけで子供たちは週に一度しか学校に行けない時もある。(これが機会の不平等か。こういう子にこそリモート授業を！)
集落の住人は都会に疲れて移住して来た人が多いそうだ。みんな口を揃えて言う。「ここでの暮らしは満足してるけど、誰にでもおすすめできるわけじゃない」
自分で家畜を育てたり皮をなめして鞄を作ったり、自立してなきゃ生きて行けない世界。田舎の人間関係がなんで密なのかというと相互扶助がなきゃ最悪死ぬからなんだなあっていうことを改めて思いました。
