ニャキヤマ

暴力をめぐる対話のニャキヤマのレビュー・感想・評価

暴力をめぐる対話(2020年製作の映画)
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フランス発のドキュメンタリー作品。
確かにタイトルの通り、流されている映像に距離を置きながら、左派右派の何名もの識者が"ソレ"を巡る対話の話。

「黄色いベスト運動」は荻上チキsessionで何となく耳にした事はありますが、実際の映像を見ると公権力の抑圧・暴力が酷く感じました。
ただこの作品がフェアだなと思うのが、リベラル側も熱くなることなく分析して、保守派の人にも言い分があるように(見える)描いてる事です。

改めて"分断"を生まないためには、"対話"が必要でラディカルではいけないなと思わされました。

また途中の分析で「このような事は昔からあったんだ。スマホの出現で日の目に晒されただけだ。」という発言は胸がザワツキましたし、マクロンも日本もトップはダメだなと感じました。
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