クロエ・オクノ監督は今作が長編デビュー作らしい。これが初監督作品ってこと?うわぁ、次回作絶対観る…
ジュリアは夫のフランシスの仕事でブカレストにやって来る。初めてマンションに入居した夜、彼女は誰かの視線を感じる。
メインはこれなんだけど、ルーニアの言葉がよくわからないジュリアと他の人の間の距離感がとにかく上手い。
最初のタクシーの運転手、マンションの管理人、スーパーの従業員。そして英語で会話が出来る人たちも何人かいて、それはそれで物語がぐいっと進む役割を担っているし、その中でも夫がね。夫、うん、こいつ。いや上手いなあ。
廊下やプラットホームの映像もやっぱり距離を感じさせるんだけど、絶妙な感じがなんとも。
結末が近づくにつれヒリヒリ感が薄れて行くのが残念になるくらい、ジュリアの心理描写が見事です。
マイカ・モンローの演技にも注目!
あー色々書けない…残念。