Towa

ビリーバーズのTowaのレビュー・感想・評価

ビリーバーズ(2022年製作の映画)
3.4

“聖と性の狭間でみんなの為に
頑張りましょう…”


山本直樹の同名漫画を城定秀夫監督が実写化した問題作。主演には磯村勇斗が信者の一人としてカルト宗教の狂気と危険性を描いたサスペンス作品。


✒️無人島で生活をする男2人と女1人。新興宗教団体『ニコニコ人生センター』の信者3人は禁欲をし、その高みを極める一貫として”孤島のプログラム”という共同生活を送りながら安住の地へ行けるよう修行していた。ある日、孤島にやってきた侵入者によって少しづつ3人の保たれていた均衡が崩れ始めるのだが…


【ある意味やべえ映画・特週】
今日は2連発ッ♪のまず1発目!!
現実でもこの話題はタイムリーなので
早速、内容を見ていこう!


無人島の奥地でプレハブ小屋に住む
お互いの本名を知らない3人。
オペレーター(磯村勇斗)、副議長(北村優衣)
議長(宇野祥平)と各々呼び合い、みんな
揃って(^_^)の絵文字Tシャツを着て、
朝から3人で足の裏をつけ合わせての瞑想や
テレパシーの訓練、今日みた夢の話を
正直に語り合う1日から始まるんだけど、、


最初けっこー笑える淡々としたコメディー
なんだなって思ってたけどこれがまた
だんだん笑えなくなってくる…


その共同生活は食事もとても質素で
雨が降らないとお風呂に入れない状態。
食事は深夜にその団体がひそかに
海辺近くにあるコンテナに僅かな食糧を
持ってきてくれるのでそれで凌いで
いたけど次第に届かなくなっていく、、


・ある日、雨が降ってびしょ濡れになった
シャツ一枚の副議長をみる男…
・ある日、侵入者に襲われそうになったが
身体が反応してしまった女…
・ある日、淫夢をみて極地を悟りだした男…
人も次第に精神崩壊となっていく、、

そして、同時に団体の異常な実態も
明るみになっていく、、


“信じる”っていう怖さ。
劇中でも安住の地へ到達する為には
これをやらねばならないとか語るけど
本人たちからすると思考進行中かもだけど
観てる側からすると思考停止にみえるから
MInd Contorl がマインドコントロール??
なんだよねきっと。それが洗脳っやつか🤔

私はこういう系のよくあるメッセージ性しか
感じなかったんだけど、どうなんだろ。

あと残念な事に映画の半分が直接的な
エロ描写が盛り込まれているし
そこまでの量の描写に必要性は
あまり感じなかったから途中、
観るの強制終了しそうになった

予告も設定も面白そうだったので
期待値上がっていましたが、
後半から下がる一方でした。。


特に女性の方にはおすすめできません!
ただ宇野祥平さんの安定した変態的な
演技を見てみたい方だけおすすめです✨

“自分の正常性”を問われる作品でした…


一口メモ:
北村優衣って俳優さん、身体張りすぎ😨
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