ぴよさん

ハッチング―孵化―のぴよさんのネタバレレビュー・内容・結末

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

とうとう観た〜〜
壁紙とか病室とか演出とか美しくて魅入ってしまった

最悪の輪廻を匂わせるエンドで終わったな
初めはティンヤが生み出してしまったストレスによる怪物、かと思っていたけれどアッリは親鳥を殺した自責の念から育ててしまった生き物だった 時が経つにつれティンヤへ外見が酷似していくところや、涙を吸収したからかティンヤの思考や行動に同調する素振りを見せたり、ティンヤに立ちはだかる人間(ないしは犬)を手にかけようとするアッリかわいい カラス状態のが愛らしさある
母親の視点でも、ティンヤの視点でも母性が根底にあるお話でした

テロも悪い人ではなさそうに思えたけれど、まともな出会い方だったらもっとよかったのにな ティンヤへしきりにプレゼントをする母親、弟が可哀想だったけれど娘思いなんだな、と当初は思っていた
けれどそれは自分の為だったんだね、綺麗な衣装の方がバズるものね
何回も車のハンドルに頭を打ち付けるところなかなかの狂気でした
首なしドッグデリバリーもなかなかの描写、、というか唯一無二の描写多すぎる、、
Beau is Afraidのホアキン然り、Civil warのケイリー然り、今作のシーリ然り、マイブーム:吐瀉物✨みたいになってるの最悪すぎる、このループから抜け出したい、、、

病院は眩しいくらいに真っ白でよかった
あのお面ってフィンランドの家庭に1枚ずつあるんです、、?🎭
ぴよさん

ぴよさん