BROOK

バイオレンスアクションのBROOKのレビュー・感想・評価

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)
3.0
鑑賞日:2022年8月19日
パンフレット:880円


小さいことでも、希望を持って――!


原作既読。コミックス既刊所持。

数々のコミックの実写映画としては、まずまずかなぁ…と思う。
大成功とまでは言えない感じかな。
ただ、つまらなくはないんだけどね♪

ケイを演じた橋本さんはアクションをかなり頑張っていました。
個人的にはだりあを演じた太田さんがカッコ良かったです!


映画は、ぷるるん天然娘特急便の”仕事”でケイがホテルへと派遣されるシーンから始まります。

部屋のインターフォンを鳴らし、応対した男にあしらわれるがタックルで部屋に押し入るケイ。
男たちをあっという間に殺害。

捕まっていた女性アイドルを救出し、さらに駆けつけた男たちをも撃退していく。
女性アイドルを無事にマネージャーのもとへ送り届けることに。


そんなケイの昼間の顔は日商簿記検定2級を目指す専門学校生。
同じ専門学校に通う渡辺から一方的に想いを寄せられていた。

帰り道、バスの運賃を払うことが出来なかったケイは、後ろからやって来たテラノに払ってもらう。
そのテラノは暴力団の伝馬組の金庫番だった。
彼の目的は…。


アジトになっているラーメン屋にケイが行くと、毒殺された大男が転がっていて…
そこにケイの後をつけていた渡辺がやって来てしまい、目撃されてしまう。

どうにか誤魔化そうとしたものの、大男が目覚めてしまい、ケイが包丁で殺害。
全てを見ていた渡辺はアルバイトとして雇って欲しいと願いでる。


そんな中、伝馬組の若頭である木下から次期組長候補で対立している国津派を潰すようにとケイに依頼が入るのだった…。


とりあえず、ケイの無双っぷりを楽しむ作品ですねー!
男たちをナイフや銃で次々に倒していくのは爽快&痛快!!

アクションシーンは見応えがあるんだけど、、、
ただ、そのアクションシーンをVFXに頼っていたのはちょっと残念でもあり…。
原作のケイはそこまで超人離れしていないよ(苦笑)

あと、金髪スナイパーのだりあのエピソードはかなり端折りましたね…。
原作はきちんとケイの仲間になるエピソードがあったのに。

そうそう、原作のみちたかくんってこんなキャラだっけ???

原作を知っていると、かなり気になる点だらけ。


映像的にかなりぶつ切り感があったのも残念。
その場所から、そこに行くつく???的な箇所が結構あった。


終盤のダムのシーンは秩父の浦山ダムで撮影されたようですね。
知っているし、行ったことのある場所だったのでビックリ!


いろいろとツッコミどころがあるけれど、
ゆるい殺し屋アクション映画を楽しむ作品としては充分だと思いました。

レアチーズケーキが食べたくなった♪
BROOK

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