チェンコ

バイオレンスアクションのチェンコのレビュー・感想・評価

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)
2.5
橋本環奈かわいい!
だけで満足出来る人にはオススメできる映画。
それ以外に評価するところが…
原作読んでないけど、おそらく展開の速さから察するにキャラを使ってる程度の原作感だと予想してます。

まず、ストーリーなんですが単純にチープすぎる。
内紛に巻き込まれる形なんだけど、その内紛の理由も曖昧だし、求めてる結果も意味わからん。
アクションに至るまでの運びもかなり雑。
肝心のアクションも必然性がないというか、「なんでそうなるの?」みたいな展開で違和感しかなかった。

アクション例①
殴り合いで敵わないってわかってる相手に対して、遠くから銃で威嚇してからわざわざ近接戦闘。
意味がわからん。銃つかえや。
アクション例②
散々っぱら飛んでくる弾を避けまくる女の子に意中の男がガバっ!「うっ…!」いやいや、避けとったやん。お前のガバっ!無駄やし余計にあぶないがな。

こんなアクションが多い。

あとその人数は流石に気づくやろってレベルの団体さんがいきなり登場して囲まれてたりとか。
環奈ちゃんの動きそのものに関しては編集とVFX、音楽なんかでかなり上手く見せる努力をしているもののカバーしきれてない印象。
銃の構え方とか銃口の向きとかそのあたりからして違和感あって、これくらいはさすがに演技指導が指摘しないの?って思った。

話のラストも「もうなんでもありやん」ってなるオチ。
一応、レーティングが12歳で中高生向けの夏休み映画として作られたのかもしれないが、流石にちょっとチープすぎるんじゃないかと思う。
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