ShinMakita

バイオレンスアクションのShinMakitaのレビュー・感想・評価

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)
1.2
簿記検定二級合格を目指して専門学校にに通う菊野ケイちゃんは実は凄腕の殺し屋。ある日、日本最大の暴力団・伝馬組若頭・木下から依頼が入る。同組織のライバル国津との抗争に加勢しろというのだ。その延長で、伝馬組の金庫番・テラノの殺害を請け負うことになるケイだったが…



「バイオレンスアクション」



ハシカンちゃんの殺し屋映画。カット変わりが目まぐるしくて画面の落ち着きがなく、疲れてイラつく作品。アクションをあくまでビジュアル主体で見せているので、格闘のカタルシスがなく、やたらとスローを乱用、そして痛みが伝わらなくてリアリティがまるでありません。佐藤二朗と岡村隆史のユーモアはベタすぎて、土竜の唄と同レベル。結局はマンガの安い実写化映画といったところ。キックアスとベイビーわるきゅーれを10回観た方がまだ楽しめるかな。アイドル映画っぽいシーンはマンガ的に、アクションはリアルに、というメリハリが無いのがとにかくつまらなかった理由かと。以上。

ただし、城田優だけは良かった。今後もポスト竹内力として期待できそう。
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