トレバー・アンダーソン教授（ブレンダン・フレイザー）は失踪した兄マックスの研究を引き継ぎ、地底世界の存在を調査していたが、成果なく研究室の閉鎖の窮地に落ちる。そんな中、兄の息子ショーン（ジョシュ・ハッチャーソン）がトレバーの家に訪れるとともにマックスの遺品を受け取る。その遺品の中からジュール・ヴェルヌの著作「地底旅行」が見つかり、その本のメモからマックスが失踪直前、アイスランドにいたことを知る。トレバーとショーンはアイスランドに向かうが...。
文章にすると長いが、前述の行程はサクッと進み、本作の見どころである地底世界での冒険を楽しむ作品となっており、次々とトラブルが発生するため、退屈することなく最後まで観ることができました。
地底世界を冒険するトレバー、ショーンそしてハンナ（アニタ・ブリエム）は三人とも明るさと冒険心を持ったキャラクターになっており、人が嫌悪する要素があまり見られません。そのため、作品を観ていてフラストレーションが溜まらない展開になっている反面、憎まれ役がいることで生まれるカタルシスはありません。ここは個人の好みの問題だと思います。
地底世界の映像はほとんどCGだと思いますが、現実的でない不思議な世界を上手く描いていたと思います。トロッコに乗ったり、変わった船を操ったりと、冒険の雰囲気を醸し出す映像だったと思います。
普通に面白かったと思います。
でも、すぐに忘れてしまいそうです。
鑑賞日:2022年10月17日
鑑賞方法:BS/CS ムービープラス
