オリエント急行殺人事件のちぇるごまるのレビュー・感想・評価

アガサ・クリスティ原作。
シドニー・ルメット監督作品。
子どもの頃にテレビで見て以来の鑑賞。

様々な国籍、身分、職業の人たちを乗せた豪華寝台列車内で起きた殺人事件。

真犯人は誰だ！

偶然乗り合わせていた名探偵ポワロの推理が冴え渡る。

いわゆる密室劇。
ラスト、普段は知的で気取り屋かつ皮肉屋のポワロが言い放った人情味ある判断が素晴らしかった。
ケネス・ブラナー監督作品ほどの煌びやかさはないが気品に溢れ、見応えのある映画。