オリエント急行殺人事件の作品情報・感想・評価

「オリエント急行殺人事件」に投稿された感想・評価

Aika

Aikaの感想・評価

3.4
ポアロってこんなキモキャラだったの…!!

先日ケネス・ブラナー版を観たばかりなので、観ながらついいろいろと比較してしまいましたが、何より驚いたのはポアロ像が全く違うこと。原作はどちらに近いのでしょう…
やっぱり監督主演俺!なブラナーはダンディでイケてるポアロにしたくなっちゃったのかなぁ。

やはり現代版よりは地味に感じてしまいますが、冒頭に鍵となる事件の描写がきちんと入るしポアロが出しゃばり過ぎないので、推理に集中し犯人探しを楽しむことができるのは明らかにこちら。

電車の旅のワクワク感が詰まった軽快なスコアも私は好きだったし、豪華絢爛なキャストを楽しめるのは同じ。

でもやっぱり結末を知ってると面白さは半減かな。あと回し蹴りもなかった…
セルゲイのために伯爵は元ダンサーという設定にしてくれたブラナー監督には心から感謝。

次は原作を先に読むか、映画は新旧どちらから観るか悩むところです。
nikoraaas

nikoraaasの感想・評価

2.0
ポアロシリーズ苦手だわー
登場人物たちそれぞれにストーリーがあるけど全然頭に入らないw
KUNICOOPER

KUNICOOPERの感想・評価

3.5
過去記録
この作品について全然無知な状態で今更観賞。
ミステリー要素はあんま楽しめなかったけど思ってた以上にスカっとする話だった。
ってか容疑者の中にノーマンベイツおるしw
「もうこいつ犯人でいいじゃん」
ってぼくなら推理するね!

超絶美人ジャクリーンビセット目当てで観たのに出番めっちゃ少ないよ〜
それでやけに顔白いおじさんとおばさんの出番多い。😭
ゆえにジャクリーンビセットの美がより際立つという巧妙なトリックも用意されてました。ありがとうございました。
2017年にリブートされたアガサクリスティ原作のミステリー。1974年に公開されアカデミー賞6部門にノミネートされた名作。

新シリーズは割とヒットしたので続編も作られる様子。
以下、両作を比較しながらレビューしていきたいと思います。

※結末以外の部分はネタバレありです。

【1】キャスト
アカデミー賞級のキャストが5-6人出演する当時のオールスターキャスト。

本作のマーケティングとして公開日は全世界で2館のみで上映。
前評判の高さもありNYでは上映館の周囲を取り囲む行列ができ、オープニングで舞台の幕をイメージした画面にキャストの名前が1人表示されるたびにひいきの俳優に対する盛大な拍手がおきたとか。

各キャラクターがオリエント急行に乗り込むシーンでは車掌が1人ずつ名前を確認しながら登場。
スターが1人1人花道を歩いて登場するかのよう。

ラストシーンでもキャストが1人ずつワイングラスを持って登場するカーテンコール的演出と、豪華キャストをピックアップした演出が華麗。

■エルキュール・ポワロ
アルバート・フィニー演じるポワロはビジュアル的には原作のイメージに近いが、かなりオーバーでやかましい男として描写されており、キャラクターはかなりエキセントリックで個性的。

ちょっとオーバーな感じで終始騒がしいが、被害者を最初に発見したときの
「触るな(迫真)」
はなんか知らんけどカッコいい。

本作のポワロは奇人の要素があるので、物語を交通整理してくれるコンスタンティン医師の役割は重要。
2017年版は医師役がいなかったので、ポワロが物語を整理する役割も負ってしまっていた。

ホームズに対するワトソン、古畑警部に対する西園寺くんのように、探偵モノは普通の人を横に配置したほうが探偵のキャラが立ってよいと思う。

ちなみに、ポワロ役には当初オビ=ワン・ケノービことアレックギネスも候補にあがっていたとか。

■アーバスノット大佐&デブナムさん
ショーン・コネリー演じるアーバスノット大佐のスクリーン上での存在感は抜群。
結末を知らない観客は
「この人がどうでもいい乗客の1人で出演するわけない!」
って思って観ることになる効果があるので豪華キャストにしていると思われる本作だが、中でも彼の存在感はダントツNo.1である。

彼と関係のあるデブナムさんを演じたのはヴァネッサ・レッドグレイブ。
M:Iでマックスを演じた彼女もまた立っているだけで存在感がある女優。

2017年版ではこの2人がだいぶ若い2人に置換えられていたのでインパクトが弱かった印象。

■ハバード夫人
2017年版ではミシェル・ファイファーが演じたこの役を演じたのはローレン・バコール。
終盤の存在感はミシェルに軍配が上がるが、前半のおしゃべりでやかましい夫人の演技はローレンの方が印象的。

■グレタ・オルソン
イングリッド・バーグマンが演じアカデミー助演女優賞を受賞。

物語的にはさほど重要と思えない役で賞をとれたのはギャップが理由なのかな。
カサブランカ等での彼女を知っている観客は地味で少したどたどしいしゃべりをする女性を彼女が演じたことに驚きを覚えたのかも。

彼女と比較されてしまうからか、2017年版ではキャラクター名を変えて別人にすりかえられている。

■ベドウズ
サーの称号を持つ当時70歳の名優ジョン・ギールグッド演じる被害者の執事。
2017年版と比べると存在感オーラがケタ違い。
ビアンキさんならずとも「彼が犯人だ!」と声をあげてしまいそう。

本作の演技で英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞した。

■アンドレニイ伯爵夫人
2017年版のルーシー・ボイントンも美しかったが、1974年版のジャクリーン・ビセットの美貌も負けず劣らず。


【2】音楽
1974年版でいちばん印象的なのはリチャード・ロドニー・ベネットの手がけた音楽。
豪華客車の映像と共に流れるワルツ調の音楽が本作の華やかな雰囲気を印象付ける。

聞いていて「これなんかどこかで聞いたことあるなあ」って思って考えてみたら、ドラゴンクエストVの音楽とそっくりだった。
街のテーマや結婚のテーマなど。

すぎやまこういち氏に「オリエント急行意識してますよね??」って聞いてみたい。
優雅豪華で楽しげな雰囲気が完全一致。

【3】映像
2017版を観た後だと映像面はだいぶキツイかなと思って観比べてみたけどそんなことはなかった。
・車内の狭い感じが強調されていてリアル感や緊迫感が増している。
・衣装がゴージャスで、キャストの豪華さと相まって作品からあふれる華々しさは1974版のほうが上。

■発車シーン
列車がイスタンブールを出発するシーンの映像すごい。
構図もライティングもワクワク感も完璧。
スモークでごまかしているんだけど逆に蒸気機関車の実在感が出ていて素晴らしい。
走行中の山間の景色などのスケール感と、列車の走行音の臨場感などは2017版のほうが圧倒的に上だけれども。

また、駅の雑多な感じを演出するためにオレンジや牡蠣などが販売されている様子が映るんだけれど、転がるオレンジがすごく印象的。牡蠣食べたい。

■豪華食堂車
列車内の豪華な感じは17年版のほうが圧倒的に上だけれど、74年版は当時の上品さみたいな雰囲気があって味があった。
個人的に好きなのは、ポワロが小さいグラスでメロンソーダみたいな飲み物を飲むシーン。
ちょびちょび飲んでナプキンで口を拭く姿が印象的。


■スコア
★3.5ってとこですかね。
正直いって、ショーンコネリー以外の俳優さんたちにあまり思い入れがないので、公開当時の観客が受けたと思われるインパクトを感じることができませんでした。
あと、ポワロのキャラがあまり好きになれなかったかな。

各出演者をよく知っている人にとっては彼らがそろって出演しているという絵ヅラだけで★4.5くらいつけてしまうんでしょう。
44年前の映画ですが、豪華な感じが今でも伝わって一見の価値はある作品です。

オープニングで、犯人の動機となる過去の事件を紹介する演出は2017年版に足りなかった部分で素晴らしかったです。
MiYA

MiYAの感想・評価

3.8
原作は未読。被害者と乗客たちととの関係が徐々にわかってきたと思ったら、まさか全員が××とはねぇ。古典ミステリーだから許される大ネタです(現代でこれやったらバカミスです)。ポアロは卓越した観察力や推理力があるというよりも、かまをかけたり、挑発したりする心理戦に長けているところも面白い。

俳優は豪華ですが、初老のイングリッド・バーグマンの芝居が味わい深いです。被害者の助手役の俳優が見たことあるなーと思ったら、「サイコ」のモーテルの管理人でした。
sugi

sugiの感想・評価

3.8
超有名な結末を知ってても楽しめる
ものすごい豪華キャストは見どころだけど、さすがに人が多過ぎて(情報量...)ってなった

音楽が良かったと思う
zak

zakの感想・評価

3.0
今年の12月に、ケネス・ブラナー監督・主演、そしてミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルス、ジョニー・デップなどの豪華キャスト出演でリメイクされ、公開予定の作品。(当時のまま再録)

なので、先ずは1974年公開の今作を予習がてら観てみました。
まあネタバレ厳禁なんで、新作鑑賞予定の方は観ない方が良いです。(-。-;
自分の場合は映画は未見ですけど、原作のオチがあまりにも有名過ぎて知っていたので気にせず鑑賞しました。(笑)

オリエント急行の車内で発生した殺人事件。偶然乗り合わせた探偵ポアロが12人の乗客を尋問し、驚きの真相を導き出す…

という話なんですけど、オチを知っていても、その伏線、会話劇など充分に楽しめました。まあ人によっては冗長で退屈に感じるかもしれません。でも今作はそこの部分が非常に醍醐味だと思います。
あとポアロってあまりよく知らなかったんですけど、なかなかクセの強いキャラなんですね。演じる俳優によって個性の出し方が違ってくると思うので、どうリメイクされるか楽しみです。

しかしオチがあまりにも究極的過ぎて、2度とこの手は使えないな〜と思いましたけど、何でも先にやったもん勝ちですよね?!(笑)
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