バニラ

今夜、世界からこの恋が消えてものバニラのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「眠ると忘れてしまう」悲しさが似たよな作品あるのにスコア高くて、恋愛を描く三木孝浩監督にハズレなし。
日記で記憶をつなぐノーラン「メメント」みたい、福本莉子は病の不安を出せてたし凛とした美しさもあった。
恐るべし魅力は道枝駿佑、爽やかで優しく演技のさりげなさが凄かった。
当分の間は笑顔を思い出すと泣けてきそう。
セーラー服は無理ある古川琴音、感情を見せる演技が見事で嗚咽シーンはもらい泣き、物語に深みを与えた。
文学や芸術、松本穂花と荻原聖人の絡みも物語に合ってた。
純粋だ、心洗われる。
「3つ目の約束はホントに好きにならないこと」これが一番難しい、やっぱり厳しい展開で終盤へ。
ネタバレ。

道枝の言葉「僕はとっくに好きになってる」花火を背にしての口づけに涙腺大崩壊に。
予感しながらも、なにわ男子あまりに悲しくて悔しかった。
やっても良い改ざんもあるんだ。
恋は消えても体が覚えてる、感動した。
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