ケイスケ

炎の少女チャーリーのケイスケのレビュー・感想・評価

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)
2.3
いいよもう、さっさとクソガキ共をぶち殺してしまえよ🔥💀🔥(過激派)

生まれながらに火を発生させるパイロキネシスの力を持つ少女チャーリー。その能力は成長と共に増し、10代を迎えるころには感情の揺れに呼応して暴走するようになり、彼女自身も制御できなくなってしまう。そんな娘を父アンディは周囲から隠し、懸命に守ろうとする。しかしチャーリーの存在に気付いた秘密組織が彼女を軍事利用すべくスパイを放ち、親子は逃亡する。

1984年のドリュー・バリモア主演のリブート。本作は良質なホラー・スリラー映画を多く出しているブラムハウス・プロダクションズ製作ですね。前作は観てないので比較できないんですが本作は『キャンディマン』みたいな現代的アップデートはあるんですかね。まあキャンディマンのリブートには色々と言いたいこともあるんですが。

内容としては父と娘の逃走劇で、途中の親切にしてくれる老人の家に行くとこも含めてX-MENシリーズの『LOGAN/ローガン』に似ている。ただ本作は作品のトーンかもしれませんがストーリーもアクションもとにかく鈍重。これは監督の演出不足だと思います。アクションシーンがとにかくかったるくて、特に父ちゃんがぶん殴られて倒れるとこはマジで緊張感のかけらもない。

ちなみにこの映画で一番ハデな部分はチャーリーが力を制御できなくなりトイレを破壊するところ。便所を一番の見せ場にしてどうする😥 秘密機関「ショップ」もよくわからんし追っ手とのバトルもやたらチンタラしてるんですよね。あととりあえずいじめっ子のクソガキは燃やしておけよな🔥

基本的には全編通して本当に退屈で…😥今の技術ならではの炎描写も特に見られず。「炎に関しては99パーセントが本物」を売りにしてますが、そこまでしたなら100%頑張ってよ。主演のライアン・キエラ・アームストロングが良かったので少し加点します。