こちらもいつの間にか配信されていた藤井秀剛監督作品です
コロナワクチンの安全性について問う番組を放送するか否かでテレビ局内が紛糾するお話ですが、しかし本題はそこではなく、日本とはタテ型の社会であり、下にいるものは常に上にいるものの顔色を窺い忖度しなければいけないのだという姿を揶揄しているのだろうと思います
このぱっと見ではわからない、もしかしたら登場人物ですら「上に立っていると思いきや実は自分が下だった」と現実を見せつけられる瞬間をマスクの有無で表現していたのは面白かったです
クライマックスとあらすじで「あれ?」っていうところはあったのですが、ここ最近の藤井監督作品はだいたいがっかりすることが多かったのですが、久しぶりに楽しめましたかね、まあまあ好き