福福吉吉

燃えよドラゴンの福福吉吉のレビュー・感想・評価

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)
4.0
少林寺で修行中のリー(ブルース・リー)は、少林寺を裏切り裏社会で私腹を肥やすハン(シー・キエン)の開催する武術トーナメントへ参加し、内偵を行うよう国際情報局から依頼される。リーは妹スー・リンがハンの部下たちによって自害へ追い込まれたことを知り、ハンへの復讐を誓う。

ストーリーのテンポが良く、また、トーナメント参加者の個性が色濃く出ていて、リーだけでなく、ローパー(ジョン・サクソン)やウィリアムズ(ジム・ケリー)など中立の参加者のストーリーも観ていて面白く感じました。

アクションシーンは豊富であり、見事にビルドアップされたブルース・リーの肉体から繰り出される攻撃の数々はスピード感があって魅力的です。また、リーだけでなく、参加者も格闘アクションを見せてくれており、見どころの多い作品だと思います。

本作の敵であるハンは義手を金属の爪に変えて攻撃するスタイルがいかにも悪役という感じがあって良かったです。爪によってリーの身体に傷がつき、その傷の血を舐めるリーの姿はカッコよいです。

個人的にはブルース・リーの出演作品の中で一番好きです。

鑑賞日:2022年11月6日
鑑賞方法:BS/CS BSプレミアム
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