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燃えよドラゴンのOBのレビュー・感想・評価

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)
4.8
ワンハリの余韻もあり再鑑賞。

どのような映画を楽しい映画と言うか。
色々な観点があるが、やはり観る私達の期待に応えてくれる映画を観ると「楽しい〜」となりますね。

その意味での期待に応えてくれるのがこの映画。白眉は映画の中盤、リーの妹の仇であり、極悪非道で自分は無敵だと思っているオハラとの対決。

この瞬間、観てる我々もオハラが憎くて堪りません。自分の気持ちをリーに託します。

結果この勝負で、リーはオハラに一度も自分の身体に触れさせることなく、圧倒的な強さをもって一瞬でオハラを倒します。

途中、オハラは卑怯な手段も使ってきますが、リーは全く動じることなく、オハラを徹底的に叩きのめします。

これこそが快感とも言える観る側の期待に応えてくれているシーンの最高例でしょう。

この快感を味わうために、この映画を何度も観てます。
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