ただ

野獣の血のただのレビュー・感想・評価

野獣の血(2022年製作の映画)
4.1
公開初日あたりに体調不良になって最終週に滑り込んできました。

めちゃくちゃ面白いやんけ!!!
最初に張られた伏線の利き方がすばらしかった…。
がんばって映画館で観てよかったです。

最近の韓国ノワールは、どうも日本の任侠映画に近づいてきてる気がするんですが、
2013年くらいのスタイリッシュな韓国ノワールも好きだし、
日本のヤクザ映画も大好きなわたしには垂涎ものでしたね…。

そういえばまたパンフレットありませんでしたね。つらい。

他のユーザーの感想・評価

りさ

りさの感想・評価

3.2
2023年映画館10本目
(映画館10本・Netflix1本)
舞台が1990年台の釜山。
映画自体あまり盛り上がりがなく
ちょっと古臭く感じた。
はむ

はむの感想・評価

3.9
1993年の釜山港の小さな街で起こるヤクザ達の利権争い。
望まない争いに巻き込まれ、気付けば世界のどん底に立っていた男ヒスの孤独、虚しさを抱えたラストシーンに痺れる。大切なものを全て失くした男が最後に見つめる世界には何が残っているのか。
ヤクザ映画の侘び寂びを堪能。好き。
【あらすじ】
プサン(釜山)郊外の小さな入り江クアムの絶対的な主人ソン老人 (キム・ガプス)の下で数年間、手足として仕事をしてきたヒス(チョンウ)はごろつき稼業にうんざりしている。
1993年、港目当ての新勢力ヨンド(影島)派が、ヒスの親友であるチョルジン (チ・スンヒョン)に接近し、策略がうごめく・・。
田舎のごろつきヒスは、新たな自分を見つけることが出来るのか・・・。

****

キム・レウォン主演の「英雄都市」とか「狼たちの墓標」とかの相似です。
舞台が木浦(モッポ)、 江陵(カンヌン)そして今作が釜山(プサン)と南部や東部の田舎だけどリゾート開発が行われているところ。
なんかね、既視感があるわけですが、でも挙げた3作それぞれにオリジナリティは確保しています。

今作は冒頭のね、とある密談シーンを見せられているので、ある意味そこに向かってストーリーが進むわけで・・だからなるほど感強く、ライトな作品です。

まあ良くも悪くもチョンウさんらしい、チョンウさんの世界。ww

今回、名バイプレイヤーのチョン・ムソンさんがいつもより多く登場し、活躍するので楽しいです。おそらく方言で喋るのが堪らん!!

****

撮影はカン・グッキョンさんで、わし知る限り4本観ているのみ。
「虐待の証明」「はちどり」「連鎖」そしてこれ。
全部監督が長編デビュー作。
・・安心して任せられるからなのか、・・まあ最初は彼で・・的なことなのか。
基本グー―――っと人間の内面に迫っていくような画ばかりです。
「はちどり」はじめその目的は完遂し、頑張っているのではないでしょうか。


<502>
ほんと最近の韓国映画は面白い。
見始めは主人公が大泉洋に見えたけど、途中からカッコよくて椎名桔平に見えてくる!w
hidebo

hideboの感想・評価

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若くて目がやや大きいチョン・テセが出てた。ヤクザの親分のこと、韓国では「オヤジ」って言うのか。
じゅん

じゅんの感想・評価

4.1
結果のシーンから始まって、最後にこういうプロセスがあったからこの結果だったとみせられて、始まりと終わりで感じ方の対比ができて面白かった。
かと言って途中も飽きさせることなく展開していくので良かったです。
韓国ノアール!!
時代は日本で言うところの平成だと思うが
昭和、ド昭和、戦後の争乱ドサクサ期!?
ブツの扱い、運ぶには港湾は定番( ̄ー ̄)
久々に韓流のチンピラ映画を観た気がします。いつ誰が殺されるか分からないドキドキ感を味わっちゃいました。

劇場67本目
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