はい、これもう今年ベストでいいです。
とんでもねえ映画だよ。
幸せな序幕から一変、まさか人間のドス黒い本性を冷酷なまでに突きつけ臨死状態に至らせるなんて誰が想像したであろうか…
喪失と孤独を抱え持つ我々は悲しいほど傲慢な生き物だ。
“全く共感できない大傑作”と名付けます。
端的に言うと、登場人物みんな終わってる。
どの面下げてコイツはこんなこと言ってんだってシーンで溢れ返ってる。
しかしその姿の一つ一つが我々の本性をありのまま映した鏡であり、決して他人事と思ってはいけない。彼らと同じ立場だったら我々だって同じことをするに違いない。ほんと死にたくなる。
『空白』なんかを観た時とは全く違った、”心臓を抉り取られるような感覚”がずっと続いてて、冗談抜きでしんどかったです。
大嫌いだけど大好きでもある、こんなアンビバレンスな感情を抱ける物語が結局自分の一番愛してやまないジャンルなのかなぁとも思いました。
山崎紘菜だけほんと心から同情するし可哀想だったなぁって。彼女だけはどうか報われてって祈り続けよう。
木村文乃の虚無虚無ダンスが2022年映画界のハイライトになりそうだな(笑)
↑上のような内容でLOVE LIFE のレビューツイートしたら2000いいね貰うっていうバズりが起きたんだけど俺の中で永遠の謎になりそうだ()
とにかく気になった人まじ全員観に行って！そして俺と同じように死を味わって！以上！
