ほーく

かがみの孤城のほーくのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
2.9
【正々堂々】
言わねばなるまい

ノットフォーミーだ

TwitterのフォロワーさんにもFilmarksのフォロワーさんにも高評価なこの作品。

実は、大晦日に鑑賞。

2022年ベスト10は締め切っていたため、高評価なら2023年扱いにするつもりだった。

残念ながら、微塵も心が動かされなかった。

いや、クライマックスで二回涙ぐんだな。
ただ、これは、私の弱点をピンポイントで抉った演出だったので、全体評価に影響はない。

例によって、具体的につらつら書くと思うので、高評価な方と未見の方は、ここでお別れしたほうがよろしいかと思います。

またのお越しをお待ちしております。



さて、始めましょうか。

少し、自分語りが入ります。

私もね、いじめられっ子な時期がありました。
恥ずかしながら、いじめっ子な時期も…。

かれこれ、40年ほど前ですかねぇ。
今に比べて、陰湿じゃないだろって?

いやいや、なかなかどうして、時代に沿ったエグさはありましたよ。

SNSはなくとも、村社会ってやつがね。

でねぇ

今作品と決定的に違う点は、私、学校には意地でも行ったんですよ。

これ以上は、言いますまい。

それぞれ、事情はありますし、体調もあります。

秀逸なシーンがありましたね。
真田たちが自宅を取り囲んだシーン。
あれは、凄味のあるシーンでした。

さて、感情移入できなかった点は述べました。

次は、作品の作りといきましょうか。

なんせ、テンポが悪い。
導入が長すぎる。

そして、最大の謎。何故会えないか。

ありゃ、即バレやろ。
すぐ、気づいたわ。
服装ね。

まあ、SF好きの悪癖なんですかねぇ。
陳腐を引っ張りすぎるのには、萎えるんですよ。

そして、ラストシーン。
リオンの自己満だろ?
普通、こころ、引くぞ?

たぶん、心の琴線に触れた方には堪らない作品なんでしょうが、ノットフォーミーでした。

無念。
ほーく

ほーく