まさなつ

かがみの孤城のまさなつのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
3.4
ファンタジーにしてはおとなしめな画。昔のアニメを観ているような動き。地味な雰囲気。狙ってますかね?

学校でも職場でも、苦手な人の一人や二人はいますね。苦手ぐらいならまだ良いのですが、天敵みたいな人がいる場合は、本当にしんどいし、行きたくなくなりますね。そういう話だから、ファンタジーですが、結構リアルに寄せてます。だから、こういう画が向いてるのでしょうね。

そういう環境の時、気持ちが追い込まれたりするのは、それしかないと思うからですね。例えば、学校や職場へ行くのは当たり前だとか。

選択肢はたくさんある。

そうなんですよね、悩んでる時は思い込んでる事が多いから、それだけじゃないよと、声をかけてくれる存在が、周りにひとりでもいたら、救われるんだと思います。

原監督、久しぶりに観ました。期待している監督なので、今作はちょっと微妙なとこもありましたが観て良かったです。「オトナ帝国」には遠く及ばないですが「カラフル」よりは楽しめました。これからも期待してます。
  
⬇︎以下はややネタバレ。




時間差なこういう設定って、何か既視感あるなぁ〜どの作品だったか?
こころちゃんの成長物語として見たら、これで良いのでしょうが、そもそも城や狼の成り立ちはリオン君の方じゃないの?って思うと、そこはもう少し掘り下げて描いてほしかったと思いました。あと、7人のうち残り4人ぐらいの関係性があまりよく分からなかったです^^; 2時間の映画では仕方ないかとは思いますが、その辺りが少し気になりました。
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