教育と愛国のdaiのレビュー・感想・評価

教科書問題に迫ったドキュメンタリー
日本の歴史教科書を巡りこれまでどのよう経緯があったのかが、わかりやすく語られている。
政府にとって都合のいいように修正された歴史観を教科書を通じ、子どもたちへ教えていくことは一種の洗脳である。

舞台挨拶付きでプロデューサーの方の話も聞けて面白かった。彼曰く、例の東大の教授はどれだけ炎上しても自分の歴史観を曲げない信念があることとそれ故に取材を拒否しないことが、蜘蛛の子が散るかのように逃げていった他の教授たちより好感が持てたという話はリアルだった。