カカオ

教育と愛国のカカオのレビュー・感想・評価

教育と愛国(2022年製作の映画)
2.3
日本の教育について深掘りする
教科書検定の紆余曲折







かなり左寄りの演出となっていることが残念


愛国が、
戦争のはじまりと警鐘しているのか?

うーむ、、、






特に注目したいのが慰安婦問題、

日本政府は慰安婦として連行された朝鮮人女性の存在を否定しているのではない。戦争によってツライ経験したのであろうと悲しみにも共感している。


しかしながら、その一連の問題に日本軍が関与していた証拠はないと言っている。それなのに政府が慰安婦問題の全体を否定しているから共感できないと言った間違った解釈になっているのではないだろうか。


そもそも朝日新聞が慰安婦問題に日本軍が関与していることを発表し、後年に虚偽の証言であったことがわかり撤回している。この事実が事態をややこしくさせている。


朝日新聞が捏造であったと釈明するまでの間に、当時の政府は裏付けを確認しないまま河野談話を発表した。今でも韓国は鬼の首を取ったかのように弱みにつけこみ、今もそれを継続している。



事実ではなかったからこそ、政府はムキになって全否定する。それが左寄りの人には我慢ならないらしい。


この混乱を招いた朝日新聞の罪は重い。それなのに朝日新聞に罪の自覚が無いから救い難い。


そして、その混乱が「表現の不自由展」の混乱にまで発展している。









本作品は毎日放送の製作。

毎日放送も朝日と同様に左の色が強すぎる。
個人的には、本作品で投げかけている主張を共感できるとは言えない。



私の中で池上彰こそ、左でも右でもなく、中立に対応して的確に表現できていると思っている。このような人に監修を任せるべきだ。



維新を擁護するわけではないが、
松井さんも吉村さんも正論を言っていると思う。

しかしながら、あたかもこの2人がおかしいことを言っているように見せているような演出が引っかかる。






と、
感想はボロクソ書いてしまいましたが、見ておいて良かったと思える作品でした。
カカオ

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