神は見返りを求めるの作品情報・感想・評価

「神は見返りを求める」に投稿された感想・評価

けい

けいの感想・評価

4.0
全然スッキリしないし、むしろなんか怖い。
不思議な怖さという感情を沸かせたという意味で評価を高くします。
これまた一般向けじゃないやつでした。

なんでこんなことをしたのか、何がしたかったのか。
一時的な感情に任せた行いが、空っぽな自分を浮き彫りにする。
なんかそういう映画。𠮷田恵輔監督は空白しか観ていなかったが、本当、元気な時しか観れないわ。

岸井ゆきの、若葉竜也、最近好きな俳優も楽しめた。岸井ゆきのが後半すごく可愛くなって、化粧と服装でこんなに印象変わるもんだとびっくり。
 数合わせの合コンで知り合ったイベント会社勤務で、人の頼みを断れない気の優しいおっさんの田母神と、何をやってもうまく行かないテレアポ勤務の底辺YouTuberゆりちゃんが出合い、田母神がゆりちゃんの配信を手伝うようになり次第に仲を深めて行くも、人気YouTuberとの過激コラボをきっかけにブレイクし調子に乗り、切られた田母神がガーシー化する話。

 YouTube演出や登場人物は全部嫌いで、不快ポイントを的確に刺激してくる。
 とにかく人の嫌な所を全面に押し出してる話で見てて気分が悪くなる。ムロツヨシ主演映画などに感情移入などしてたまるかと見てたが、完全に狙ったとおりに不快にされ、狙ったとおりに辛さを覚えさせられ悔しい。
 『空白』もそうなんだけど、吉田恵輔監督は人間が嫌いなんだろうか。

 バチバチの末妙にスッキリした田母神は、自殺配信でもして一生消えないトラウマでも植え付けんのかなと思ったが、考えが浅かったかな。

 ラストシーンの田母神はちょっとやりすぎでクサく、おかげで感情移入せずにすみました。

 劇場出て目に入る、仲よさげな二人のポスターを見て「うぁ…」となる。こういう体験は初めてかも。狙ってんのかな?
のすけ

のすけの感想・評価

3.9
おもろいな~。吉田監督作品。
トイレ行きたかったけどずっと次の展開が気になって最後まで観てしまった。
普段ヤバめの映画ばかり観ているせいか、個人的にもっとやばい展開を期待してしまったが、この作品はこのくらいが良いのだろう。

見返りを求める男と、恩を忘れてどんどん態度が悪くなる女の物語。
きっと今いる環境や自身の置かれている状況で変わるんだろうと思った。
男は女と良い関係が続いていたらきっと 見返りは求めなかっただろうし、金に余裕があれば見返りを求めなかったかもしれない。
女も成功したことで本質を見失ったけど、金や名声に溺れなければそのままの彼女だったかもしれないし、まわりの有名YouTuberと出会わなければ、成功してもいつもの彼女だったかもしれない。
同じ結果でも、それぞれの置かれた状況で捉え方や行動が変わることを示唆していて面白い。

最後のあの言葉がほしかっただけなんだろうなー。あの一言で、すべてが浄化されるんだろうなー。
大事だなーと改めて感じた。

空白ごっこの曲が何気にいい。
「花束みたいな恋をした」を観た人があれは自分を見ているようだって人が続出してたけど。僕にとってはこの映画の方がよっぽど自分を見ているようだった。痛くて、もどかしい。そして空白でもちょいちょい感じたヒトコワ感。
Geox

Geoxの感想・評価

2.5
「お前嫌なやつだよ」にただただ共感
marimo

marimoの感想・評価

3.9
吉田恵輔作品には必要以上に期待してしまう
毎回新作を見るときは期待以上に不安が強い
だって、面白くなかったら嫌だから
ご安心あれ今回も吉田恵輔らしい傑作です

Youtuberを題材にしてはいるがただの歪な恋愛映画
これは恋愛感情と承認欲求の狭間で揺れる男のお話

吉田恵輔作品のムロツヨシはアドリブがちゃんとコントロールされているので
作品によくなじみます
ムロツヨシの外見は良い人だがどこか内に隠した本音が見えない感じが本作にどハマりしていて
中盤で感情が溢れてからの豹変が素晴らしい

岸井ゆきのも一貫して世間とズレた女がハマっていて
注目されているか、注目されてないかの違いだけで
最初から何も変わっていない勘違い女なところも生々しい
人から言われた事の行間を何も読まずにそのまま受け取ってしまう
よく言えば素直、悪く言えばバカなキャラクターをここまで自然に演じられるが凄い

YouTubeに限らず、SNSのフォロワーやいいねの数が自分の価値の全てだと思う感覚
所詮は無感情に押されている承認を渇望する中毒性
誰しも多かれ少なかれ承認欲求があるなか、それが分かりやすく数値化されていることで振り回される現代の闇

承認欲求って「ありがとう」の一言が欲しいだけだったりするんだろうなとしみじみ

全然ハッピーエンドじゃないのに、めちゃくちゃ清々しい終わり方なのはさすがの吉田恵輔監督
kouki

koukiの感想・評価

3.9
一億総発信者となった昨今、個人のリテラシーやマインドセットが十分に熟せず表舞台で活躍するのは恐ろしいなとしみじみ思う。

「発信する」が社会に触れるということを意味するなら、社会全体の合意をとれた一定の枠にハマる必要があるはず。でも枠から外れたものが評価されがちだからなるべく一歩外に踏み出したい。しかしそれはとてつもなくバランスをとるのが難しいし、悪意は容赦なく妨害してくる。

有象無象の社会に傷つけられて皆が帰着する場所、それに気づけているかがテクニック云々よりも発信者が持つべき最大のリテラシーなのかもね。
みお

みおの感想・評価

-
人の救われる瞬間とか生きてく上の土台とかそういうのをみっちり描いてたー

この人の映画はめちゃめちゃ入り込める分体に力入りすぎる

「こういう映画みる人のための映画」って感じした ユーチューバーとかを素直な価値観で認めてる人がみたらどう思うんだろーて疑問!まあ彼らも彼らでいろんな経緯があって必死に生きているのだなーと思った 周り見えないのにも理由があるのねー
ゆり

ゆりの感想・評価

4.0
面白かった!殺されていく善意、無くなっていく善意、今の世の中を表したような感じ。youtuberに焦点を当てつつも、本当に人を思いやるってどういうことなのかを感じさせてくれた!その中でも主役2人のぶつかりあいの中で、友情?を感じあった瞬間がすごく良かった!
餃子man

餃子manの感想・評価

3.8
底辺YouTuberのゆりちゃんは飲み会で知り合った⽥⺟神さんに手伝ってもらい、動画制作が順調に進むようになる。その後⽥⺟神のセンスが古いことに愛想を尽かし、段々と売れっ子になっていくゆりちゃんは恩を仇で返すようになっていき、、、という物語。




今までに見たことのないムロツヨシ像を見せてくれる映画だった。
ヒメアノ〜ルの監督だったので、ラブストーリーって大丈夫か?と不安な面もあったが、意外と大丈夫だった。「心温まりづらいラブストーリー」
というキャッチコピーはこの映画を上手く一言で言い表した。名コピー
だと思う。
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