神は見返りを求めるの作品情報・感想・評価・動画配信

神は見返りを求める2022年製作の映画)

上映日:2022年06月24日

製作国:

上映時間:105分

3.9

あらすじ

「神は見返りを求める」に投稿された感想・評価

『BLUE』『空白』と続いての本作という流れがさすが。
テイストは『犬猿』や『ヒメアノ〜ル』の頃に戻りつつも、クオリティは明らかに高く面白いから、今後の作品がもっとも気になる監督。
主演のふたりの演技も素晴らしい。
お馴染みの「人間関係のちょっとしたズレから始まる悲喜劇」に共感性羞恥が爆発する。
印象的なセリフも多かったが、とある少女の「(YouTubeにたいして)あとに残るもの(映画や小説のこと)のほうが偉いんですか?」(※うろおぼえ)。
後味の悪さもお約束。
にしこ

にしこの感想・評価

3.7
イライラしながら見てた🙃
ムロツヨシはどんな役でもハマる!
天馬

天馬の感想・評価

3.1
この映画最初恋愛映画かと思ったんですけど、まったく誰にも感情移入できなくて
結論的に言うとクリエイターの業みたいなものを描きたかったんじゃないかと思いました。

ムロツヨシが岸井ゆきのに対しての恋愛感情から執着してるのかと最初思ったんですけど、どうやらそうじゃなくて
ムロツヨシは最初は岸井ゆきのの手伝いをしててチープながら編集をして、それで感謝されることで承認欲求を満たしていたけど、岸井ゆきのは大手youtuberにフックアップされて過激な動画で人気が出るようになる。
次第にムロは邪険にされて最終的にお払い箱になり、暴露系youtuberになり岸井ゆきのの暴露をするようになる。

これって最初、岸井ゆきのが好きだから蔑ろにされて反撃しようとしてるのかと思ったんですけど、多分ムロは岸井ゆきのの手伝いをしてる中でクリエイターとしてやりがいみたいなものを感じて、
次第に過激化する岸井ゆきのへ対抗意識みたいな感情じゃないかと思いました。
ムロは岸井の拙いながらも一生懸命やってる姿勢に共感して手伝いしてやりがいを感じていたけど、過激化する岸井ゆきのに憤りを感じていた。

結果的に2人は和解(?)することとなり、ムロは心機一転して暴露系youtuberから覆面を脱いで踊ってみたみたいな動画をアップロードして一からyoutuberとして始めようとしていますよね。
岸井ゆきのも過激な動画はとっているけどムロの精神に共感してムロがくれた服を着て動画にでることとなります。

ただ基本的にこの映画のムロツヨシと岸井ゆきのって誰にも迷惑かけてないのにも関わらず、もうのすごい悲惨な目にあってるのってこの2人なんですよね。

これってこの映画のムロツヨシと岸井ゆきのって全てのクリエイターのメタファーではないかと思いました。(自分はクリエイターとかではないですけど)

この映画の神って誰のことかと思ったんですけど、最初はムロツヨシのことを神って呼んでて、次に柳俊太郎の事を神って呼んでますよね、つまり神って神動画とか神ってるって呼ばれるように動画製作者とか演者のことを指してるんじゃないかと思いました。

この映画で岸井ゆきのは最後花火の上を歩いて大火傷するシーンがありますけど、
これって元ネタがあってこれを知らないと多分この映画全く意味がわからないと思うんですけど
たぶんフジテレビで2003年ごろにやってた退屈貴族という番組で、老人が火の上を歩くという内容の放送があって
火傷をして結果的に合併症で亡くなった事件がありました。(真偽は不明)

老人火あぶり致死事件(フジテレビ退屈貴族)は真実?嘘?事件の犯人と出演者などを総まとめ

https://wondia.net/taikutsukizoku

たぶんこの事件から着想を得てるんだと思います。
この映画ってyoutubeをyoutubeとして登場させてるんですよね。
つまりこの映画で言いたかったことって、
TVという媒体でクリエイターとして視聴者を獲得するためにどんどん過激化して、フジテレビの様な事件が起こしてしまった。TVはコンプライアンスが厳しくなってるけど、youtubreというメディアの存在で国民だれでもクリエイターになれる環境が発生した。

この映画においてムロツヨシと岸井ゆきのは基本的に誰にも迷惑かけてない、しかし最終的にムロツヨシも岸井ゆきのも悲劇に苛まれる。
フジテレビの場合は面白いおじさんとしてテレビにでて目立ちたかっただけなのに
火傷で死んでしまう、しかし管理者責任は問われず。

つまりクリエイターとして当事者になった瞬間に、いつ何が起こるからわからない(殺されてしまう可能性もある)
しかもそれが自分が悪い事をしていなくても。

この映画の言いたい事はクリエイターとして当事者になった瞬間、岸井ゆきのみたいに最初は面白味にかける動画をとっていても、承認欲求やお金のために過激化していってしまう人間の業みたいなものを描写したかったのではないかという結論になりました。
youtuberをわざと露悪的に描いていたり(結局岸井ゆきのを火事で怪我させたやつらお咎めなしで、川に人をつき落として反省もしてない)しているのも、クリエイターとして当事者になった瞬間、自分に非がなくても災難が訪れる可能性もあるとういう理不尽な業を描きたかったのではないかと思いました。
ただ全然感情移入はできなかったです。

このレビューはネタバレを含みます


これはすげぇなぁ。胸糞。地獄。褒めてる!

めっちゃよかったんやけど
それを上手く言葉にできない
自分の不甲斐なさ!!勉強が足りぬ!

∞----------------------∞
ド底辺YouTuberの女の子、
会社とかでも陰口をたたかれる
優しさからそんな子の手伝いをする事になる
イベント会社に務めるオジサン。

とあることから女の子がバズり
そのバズったことによって
徐々に関係は拗れ捻れ始める。
∞----------------------∞

なんやろ。これYouTubeやってると
ある意味めちゃ刺さると言うか
共感するとこあるんじゃないかな。

良くも悪くもある人懐っこさと
良くも悪くもある困ってる人を見ると助けずにはいられない慈悲深さ。

拗れてから始まる貶し合いが
だんだん2人だけのセカイに見えてくる

直接相手に言葉で嫌いと言える存在。
直接相手に言えない嫌いな存在。
松葉竜也さん演じる
悪口伝達男ほんま腹たったなぁ。最高。

お金や体や物じゃない。
そんな見返りがほしいんじゃない。
「ありがとう」がほしかった。
アカシ

アカシの感想・評価

2.7
うーん…面白くはあるんだけどあんまりノレなかった。

登場人物が、Twitterで、“こういう人ヤバいよね”と揶揄されているような極端な、誇張された人間しか出てこない。

『空白』のときもそうだったといえばそうだったんだけど、『空白』には、極端でない、バランス感覚のある人間が数人出てきて、そういう人間が誇張されたキャラクターに影響を与えて、それがキャラクターの成長になってたと思う。

けど今回の『神は見返りを求める』はヤバい人がヤバい人に出会ってヤバい事になってるだけで、結局そいつらはヤバいまま。
人間的な成長はほとんどしない。だからノレない。

飛び降りシーンもすごくチープに見えた。『空白』の事故シーンはすごくショッキングだったんだけど。

でも監督の、誇張された“ヤバい人”に対する嫌味というか意地の悪さみたいなものの切れ味は鋭くて面白い。
あ

あの感想・評価

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自分が与えたものに見返りを求めるかどうか…
与える方も受け取る方もお互い愛してたら、矢印が双方向になるから、見返りとかについても考えなくて良いくらい滑らかに循環すると思うんだよな…

今回の場合はゆりちゃんは愛が少なくて、田母神さんは愛が過剰だったから、歯車がおかしくなっちゃったんだと思った。
お互いの気持ちを考えれば、田母神さんも与える量をもっと調節できたんじゃないかな

どんなジャンルにも当てはまらないストーリーで、ちょっとハラハラして楽しかった。
全員ハマり役すぎてイライラした笑
ここひと月ほどは死ぬほど忙しいです…🤢
死んでないけど😂
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まぁ冗談はさておき。
特に先々週から先週にかけては今日も含めての三連休が2回あったからか、ただでさえ業務山積みのところに稼働日も削られて、何度帰宅が午前様になった事か…😩
(久々に23時退社も一回あったな…😅
そうなるとメシ込みで帰宅が1時近くになるんだよな…😩)
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…と言いながら、2回目の三連休直前、木曜晩には久々の特撮バーを堪能し尽くし
(疲れ切ってたのと息抜き重視で、写真も撮らず…だったんですけどね😅)
その反動で一昨日・昨日の金(祝)・土は、とにかく疲労回復を言い訳に、インスタも全く開かず休養という名の引きこもり🤣に努めてたんですが

流石に三連休最後になって本日は慌てて新宿まで一本観に行ってしまいました😂
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…で。
今日はその話…ではなく🤣7/2(土)に2本観たうちの2本目。
一本観た後、帰宅して少し休んでから車で移動、レイトショーにて観た本作。
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今年はヤケに邦画づいてると言ってましたが、まさにこの日は邦画二連チャンとなりました😅
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#ムロツヨシ は映画のみならずドラマでもちょくちょく見かける(最近はドラマ全く見てないんですけどね😂)手練れの俳優さんですし

#岸井ゆきの も大して出演作を観てるわけではないものの(確か最初に知ったのが「前田建設 ファンタジー営業部」だったか)地に足の付いた手堅い演技で現代の日本映画、特に中堅から若手監督さんにとっては欠かせない存在であると認識(エラそうに言ってますが邦画は年に10本も観ないのですよ、普段は😂)。
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そうした役者さん達が、何やら面白おかしそうな、でも何となく奇っ怪さ・不穏さを醸し出しそうなストーリーの本作に出てるとあっては、
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そして何より、監督作は「空白」しか観てないものの
(ちなみに「空白」は昨年2021年の私的ベストワン映画だったかと😉 他にもまだ観れてませんが「ヒメアノ~ル」もかなり不穏そうで😂むちゃむちゃ観たい一作であります。)
その一作で私の深層心理にまでその名を刻んだ #吉田恵輔 氏が監督とあって

観たい熱は極限まで高まっていたのであります😆✨
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(以下 公式サイトより抜粋)

主人公・イベント会社に勤める田母神は、合コンでYouTuber・ゆりちゃんに出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」の様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。登録者数がなかなか上がらないながらも、前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていく。

そんなある日、ゆりちゃんは、田母神の同僚・梅川の紹介で、人気YouTuberチョレイ・カビゴンと知り合い、彼らとの“体当たり系”コラボ動画により、突然バズってしまう。イケメンデザイナ一・村上アレンとも知り合い、瞬く間に人気YouTuberの仲間入りをしたゆりちゃん。一方、田母神は一生懸命手伝ってくれるが、動画の作りがダサい。良い人だけど、センスがない…。

恋が始まる予感が一転、物語は“豹変”する――!

(以上 引用終わり)
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うっわ……これまたなんと言うか…
コメディのような、ラブストーリーのような…。
スリラーのような、社会風刺的ドラマのような…。

なんともごった煮でジャンル不定。
少なくとも私はこんな感じの映画観た事ないってレベルの怪作ですね、これは…😅
(ちなみに褒めてます😂)

今まで見たことのないような世界観とか、感情の行ったり来たりを味あわせてくれたという意味も込めて、私は好きなヤツです🤣
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あまり多くは語りませんが、人間誰しもが清く正しく清貧に生きていければ世の中に争いも起こらないのでしょうが

一方でやはり人間は、『足るを知る』という事のない、欲深い存在であるという側面をまざまざと見せつけられる。
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虚栄心、自己顕示欲、承認欲求、そして金銭的対価…
適切な量・範疇であれば、人間が生きる上でのモチベーションとして上手く作用すると思うのですが、行き過ぎたそれらはやはり争い・諍いの種となる…。
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面白い…と言ってはなんですが😅やっぱりかなり面白いと思えましたし、上記のような事々を心に刻み、自らを戒める上でも(そんなにつけ上がる事はないですよ〜私😂😂😂)本当に観て良かったとも思える作品でした😁👍
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しかし…吉田監督、公式サイトを見ると『YouTuberをリスペクトするようになった』云々と書いてありましたが

ホントかな〜🤣!?

とついつい思ってしまうのは、穿った見方でしょうか😂?
きらら

きららの感想・評価

4.5
物理的な苦痛より精神的な苦痛の方が観てて辛い映画。
この監督の映画は、ジャンルは違えど人間の切り取り方が絶妙で濃密で、本当に面白い。
キャスティングも俳優さんたちの演技も違和感なく抜群でした。
K

Kの感想・評価

4.0
あえてチープな感じがするYouTube画面の演出が良かった。救いがあるのかないのかわからない映画だったけど、そこがいいと思いました
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