詰め込んだな～というのが、ありありと伝わってきた。この『最後の錬成』だけでも、2作分ぐらいには分けられたんじゃないかなと思ったから、きっといっぱい端折りながら何とか大事な部分を盛り込んだ感じなんだろうな。
ホムンクルスたちの産みの親“お父様”と、エドとアルの父親ヴァン・ホーエンハイムが同じルックスだったのはびっくりしたなぁ。どういうことだろう？と思ってたら、ヴァン・ホーエンハイムが結構な重要人物で。へぇって思ってたら、スカーの兄も“約束の日”を阻止するのに重要人物だったし。もう盛り沢山過ぎて、自分がついていけてるのかも分からなかったわ(笑)
一気に過去が溢れてきて、一気に物語が進んでいくからか、今作でもじゃんじゃん出てきた新キャラ。流石に多くないかと思いつつ、全キャラにちゃんと決着をつけようと頑張った内容にはなっていて、凝縮感は凄かった。
等価交換に真理の扉。映画だけでこの漫画の本質を理解するのは難しいなとは感じたけれど、でも独特の世界観は楽しかった。ただ、やっぱりもうちょっと分けて欲しかったかな～。
#80_2022
