このレビューはネタバレを含みます
すごい・・。とにかく全く展開が読まれへんから、最後まで見入ってしまった。
『教誨師』も好きやったけど、また全然違うレベルで面白かったです。佐向大監督、攻めてますね〜。ユーロスペースの最終日に間に合って良かった〜😮💨
普通に大人しそうに見える感じがナイスキャスティングの⾜⽴智充の怪演と、上手くやってるように見えてイマイチ上手く行ってないというギリギリのバランスが見事な⽟置玲央の演技が素晴らしかったです。あと個人的には、何とも情けない中間管理職のダメ男=本郷役を演じた高橋努にも拍手を送りたいです👏
ラストシーンもすごい。色んな解釈が出来そうやけど、窓開けっ放しやったから、あの家族旅行はたぶん現実ではなくて「こういう世界もあったはずやのに」っていう幻影なのかなと思いました。
ここぞというシーンで流れるギターの爆音サウンド演出は、ちょっと「いかにも」過ぎてトゥーマッチ感はありましたが、それを除けば、今年の邦画の中では一二を争う快作(怪作?)だと思います。
パンフレットも買ったので、後でじっくり読み込みたいと思います‼️