takebouki

さかなのこのtakeboukiのレビュー・感想・評価

さかなのこ(2022年製作の映画)
3.7
公開時はイロモノっぽくてスルーしてしまったのを後悔。終始一貫しているのは「自分の好きなことをやれ」ということ。それ以上でもそれ以下でもない。それでも何度か感動してしまったのは、今自分がそう生きられていないからなのか。

他のユーザーの感想・評価

まるん

まるんの感想・評価

3.7
穏やかで面白くっていい映画だと思います。

子役も女の子だったからてっきり女の子の設定になってると思い込んでいたので、途中??って思うことが多々あった。
最初のテロップの意味を別に解釈してました。。
福や

福やの感想・評価

3.0
魚がいくら好きでも
魚に関する出来事全てに新鮮に喜べるの尊敬しちゃうな
PAR

PARの感想・評価

5.0
めちゃくちゃ良かった

美術の細かさや、ちゃんと気付けるように意味を持たせた映像とかほんと良い

ほんとに良い、、、
「好きに勝るモノなし」
まさにその言葉を表現した作品。

社会の最低限のルールやマナーを教えるのは大切だが、個人が好きなモノに没頭したり、子供の個性を伸ばしたりするのはもっと大事だと最近思っていたので本作は刺さりました。
勉強や習い事ばかりに注力する教育って、その人間に本来備わっている固有の能力や可能性をかなり潰してる気がします。その事をお笑いも交えた形で表現してくれた作品ともいえます。

柳楽優弥や磯村勇斗などの実力派俳優たちも非常に良い演技だった。

それにしてもハコフグの帽子はホントに近所の魚博士からもらったモノなのだろうか。
事実ならインディジョーンズやワンピースみたいで泣ける。
skitties

skittiesの感想・評価

4.6
さかなクン(ミー坊)がお魚博士になるまでの半生を描いたお話。
期待通りの良い作品。80-90年代のあの感じ、横道世之介を彷彿とさせたなあ。全編16mmフィルム撮影だったんだ。
ミー坊の全力で魚を愛するひたむきさに胸が熱くなったし、ミー坊の周りの母親や友人たちが皆ミー坊を暖かく見守る様子がこの作品のポイントなんだと思う。魚の知識はあっても勉強は苦手なミー坊、仕事につこうとしてもなかなか上手くいかないけれど、そんなミー坊を変わり者と排除せずに周りは肯定し受け入れてた。周りに愛され支えられながらお魚博士になったミー坊はとても幸せものだな。
性別を超えて自然に演じ切るのんちゃんも素晴らしい役者さんだし、脇を固める役者陣も味があって良かった。
普通ってなに?というミー坊の台詞が印象的。
好きに勝るものはない、好きなものを好きでいることを後押ししてくれる、優しさに包まれるとても良い映画だったな。
木下綾

木下綾の感想・評価

5.0
好きなことやってる人っていいよね!
さかなクンとのんちゃんに人としての魅力を感じる!
kariki

karikiの感想・評価

3.5
ほっこり出来て、さかなクンのことも知れて面白く見えた。そして、のんちゃんの、自然体の演技がとても良かった!
arisa

arisaの感想・評価

3.5
のんちゃん可愛すぎる!!!!
このキャスティングは天才的
あまりにも合っていてびっくり
好きに勝るものなしでギョざいます
本当にそう!
このまっすぐさは真似しようと思ってできるものでない
周りの温かさにもぐっとくるけどこれもミー坊のまっすぐさが作り出したものなんだろうなあ
本当に素晴らしいって思う
サッサ

サッサの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミー坊の好きを
全て肯定してくれる
母がいてくれたからこそ。
お母さんが実は
魚嫌いだと打ち明けたシーン
名場面だと思います。
上手く行かない時も変わらず自分の"好き"を貫き続ける大切さ
自然体で魚のことしか見えてないミー坊の純粋さに登場人物同様、観ているこちらも魅かれていく
出会いや再会の中でお互いに影響し合う
人生という旅程においてのロードムービー
和製フォレスト・ガンプ
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3.5

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