フランス人の法医学者と韓国の刑事が手を組み、ソウルで暗躍する巨大な組織と対峙するサスペンス・スリラー作品。
オルガ・キュリレンコとユ・ヨンソク共演のフランス・韓国合作映画。
とりあえずこのダサめのタイトルを知った時はTOCANA作品だと思ってました(笑)
その後仏韓合作と知った時は、重厚でノワールな作品期待したけど、上映後のやたらの低評価の嵐で下方修正。「相棒」と「科捜研の女」の合同スペシャルのような気持ちで鑑賞しました(それは期待してまうな)
うーん…結論からすると、やはり微妙。
扱われる犯罪がかなりリアルでエグいもので、物語としてはキツいんだけど映画としてのキツさが感じられなかった。なんとも半透明なノワール感。
ジャンルがアクション・サスペンスと銘打たれているけど、アクション要素が薄かったのも残念。フランス映画と韓国映画の良い部分はあるものの、相殺された感は否めないかな。
なんか、ポトフの中にキムチとトッポギ入れた創作料理出された感じ…。
別々の皿で提供してください(笑)
そして昭和のメロドラマのようなBGMがなんともダサい。ウクライナ版沢口靖子(?)であるオルガ・キュリレンコ先生の活躍シーンのテーマ曲が科捜研の女のあれだったらもう少し良かった?(笑)