あか

夢のあかのレビュー・感想・評価

(1990年製作の映画)
3.3
この監督の作る映像はまるで生き物のようです。
絵画で言うと、この映画にも登場するゴッホなのでしょうか。
ただ、ゴッホのような狂気感はないんですよね。ただ、この映画では、モネやルノワールのような印象派の画家の使う色のような綺麗な彩色も特徴です。(映画監督ならばジャンルノワールみたいな感じですかね。)

夢は全編カラーなので、絵画のような感じでした。七人の侍と比べてストーリーが難解であって、芸術性が増してる気がします。

人間と社会の問題を風刺した点に少しクドさを感じました。あと、一つ一つのシーンを少し長く感じたことです。芸術性を汲み取ることができなかった自分の問題でもあるけれど、、、、

あと突っ込むとするとスコセッシが英語喋ってるところ。あそこはオランダ語かフランス語にすべき。

演技はいかりや長介さんが一番素晴らしかったです。

追記:プレステのゲームのダークソウル感がややあった(あんな不気味さはないけど)
あか

あか