2020年1月17、18日の京都左京区鹿ヶ谷 ライブハウス「外」でのパフォーマンスを七里さんが映し取った作品。
「外」は空間現代の根城。そこに乗り込んだ80歳の吉増さんの「絶叫」が空間現代のお三方のインプロビゼーションに、どうやったら対抗できるのか。
それができるんですねえ。
80年代生まれの3人と80歳が互いに大いなる敬意を抱いて表現を行うと、こういうことになるのだ、という。
私は音楽にはまるで疎くて、今回も吉増剛造さんの「表現」を見に行こうっていうのが当初の目論見。
実は『幻をみる人』(2018)の先行上映が同志社大学のホールで前年の17年11月にあって。
その折りに吉増さんから手渡しでいただいた詩の原稿(もちろんコピーですが)がとても嬉しかった。
こんなことが書いてありました。
「同志社での燃え上がる映画小屋2017.11.9の夕べを想像しながら、ハズカシイのだけれども、子供っぽいのだけれども映画館で配られるビラみたいな詩を一ケ書きましたのでお土産に…」
詩のタイトルは
『石蹴り遊び(hopscotch=ほぷすこっち)』(内容はまた別の折りに…)といいます。
今回も「外」でのイベントということで京都繋がりの妙に想いをいたしております。