ほり本こう大

線は、僕を描くのほり本こう大のレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
4.2
原作小説は未読ですが、漫画を読んだ身としては、決して原作に負けていないかと。題材的に実写映えするし、水墨画の魅力が十分に伝わる。

通常は、身近に感じることのない水墨画というモノのいろはを、本作を通して知ることができる。たかだか白と黒の二色なのに、そのたった二色の濃淡で、様々な筆や画法を、また身体までをも駆使し、表現力を無限にする。奥が深すぎる画。

エンドロールが最高に水墨しててオシャンでした💮