これは面白かった。『ちはやふる』の監督ということで観ましたが、水墨画という、あまり映画では取り上げられない題材を青春スポ根ものに落とし込んだ秀作でした。
水墨画というのは、普通に考えると動きの…
丁寧に作られたいい作品。劇的に何かが、というわけではないけど何もなかった主人公(横浜流星)の心の動き共に表情が変わっていくのがよい(作中でも言われてるけど)。
清原果耶ちゃんのキリッとした演技好きだ…
水墨画を通しての登場人物達の成長や関係性などの物語が、変わりゆく心のグラデーションを繊細に表しているかの様で面白かったです‼︎
音楽が物語をより一層盛り上げてくれていて映画を彩っていました‼︎
…
・シナリオ(構成、セリフ) 0.9/1.0
・撮影、音楽、音 0.7/1.0
・どれだけリアルか(演技力) 0.9/1.0
・自分自身に残る(1週間後) 0./1.0
・感情移入(観ている間の感情)…
クソスイーツ映画。芝居も台詞も嘘くさく、画作りはショボく、音楽はうるさい。
水墨画を描く場面は全部良かったので、他の要素は全部添え物だと言われれば納得できなくもない。しかし、それにしては水墨画を描く…
水墨画、すてきだなぁ。
タイトルの意味が、最後にはスッと腑に落ちる。
自分が能動的に線を描いているようで、描かれた線に自分自身が投影される。
自分が描かれた線は、きっと観る人の心を動かす。
『片想…
主人公が昔の苦しみを抱えながら、水墨画を通して、そのことに向き合い成長していくと言う一般的な内容だが、水墨画が入ることで表現の幅が広がる。
師匠が観客の前で大きな絵を筆で書くところはとてもかっこいい…
©砥上裕將/講談社 ©2022 映画「線は、僕を描く」製作委員会